いかさま
スピリチュアリズムの暴露本。
とても面白く興味深く読める本を見つけてしまいました。
『スピリチュアリズム』
苫米地英人著
https://amzn.to/46pu2TI
近年流行りの
いわゆるスピリチュアルへの世界に
警鐘を鳴らす。
自分が
宗教家であるという自覚をもつ人や
特に伝統宗教に身をおく人間
神道や日本仏教に携わる人間は
一読をおすすめします。
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スピリチュアリズムとは
「心霊主義」という意味ですが
心霊現象を追及していく行為
心霊現象や神様との交流を求める行為。
こうした
全く学門体系化されない
宗教を追及していくと
どうなるか？
必ずそうゆう人は
原理主義チベット密教にたどり着く。
ヨーガの深い原理主義です。
スピリチュアルが好きな人、
心霊現象を求める人
霊媒師などは
必ずチベット密教の
原理主義にたどり着くというおはなし
そして
それを極め学び
我が国日本で法治国家であるにも関わらず
信者を集い「ポア」を実行してしまったのが
オウム心理教の
麻原彰晃(あさはらしょうこう)
である。と著者は論じている。
最近は少なくなったが
心霊もののテレビ
とても視聴率が取れるので人気番組になるが
危うさがある。
スピリチュアリストの
江原某への批判なども痛快でおもしろい。
また
心霊現象は脳内のドーパミンが
大量に分泌されたときに
変性意識にあらわれる幻想でしかないと
脳化学の視点からバッサリ切るのところが
また面白い。
私自身
心霊現象というものに
まったく興味がない。
神主であるので
「神まつり」は神事として行うが
霊障を取り除いたり
霊と交信したりすることはない。
そうゆうたぐいに興味がないから
おそらく
霊もよってこない。笑
私は
学門体系化のない宗教は
低俗な心理操作にしかならないと
いう考えの立場を執る。
たまに霊をお祓いしてほしいと
依頼があるが
私は霊現象よりも
自然現象のほうが数倍畏れるべきだし
最も尊く崇めるべきですよと
申し伝えるようにしている。
それが神道だとおもう。
しかし、いままで
スピリチュアリズムについて
神道の立場から
どうも説明しきれずに
もやもやしていたのがこの本をよんで
少し晴れたきがするのです。
おすすめします。
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