言霊(ことだま)
とは
言葉は心とともに発せられるものでありますから
言葉そのものに多大な影響があることから
言葉には魂がやどるとされ
その霊力によって
良い言葉を言えば良いことが起きて
悪しき言葉を使えば悪しき現象が起きると
されてきた、日本人の古来からの
言葉の使い方に関する信仰であります。
言霊については
美しく綺麗な言葉を使えばいいという
ことだけではなく
物言いや態度、つまり「言い方」も大切でありますし、
発せられる言葉の裏にある気持ちも
大切です。
例えば
嫉妬を含んだ言い方は
正論であろうとも
嫌みになって聞こえるだろうし、
不遜な態度や横柄な態度での言い方は
不要な遺恨を残し敵をつくる。
あとは
どんなことを言われたかよりも
人は
誰に言われたか
ということが、非常に影響力の大きい
言霊となりますから
気をつけて 参りたいところですね。
(お前に言われたくないよということにならないよう)
何れにしろ、自己の研さんを含めた
言葉の使い方、言い方、態度
というものを
気をつけるべきだなぁと
そう感じるのです。
この歳になって
自分が発した言葉で知らず知らずと
無駄に人を傷つけては
いけないなぁと感じ
言葉の使い方にもっと注意していこうと
そんな心境の変化の今日このごろ
でもあります。
